![breast augmentation
hybrid (implant plus fat injection)](https://drakiyo.com/wp-content/uploads/2023/06/6.jpg)
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術式
ハイブリッド豊胸、モティバエルゴノミクス、脂肪注入、乳房下縁アプローチ
施術内容
『痩せていて胸が小さいことがコンプレックスで、出来るだけ胸を大きくしたい!だけど、明らかにシリコンが入っている胸にはなりたくない』
こういうご要望をいただくことは結構多いです。
確かに痩せている方に、無理矢理大きなシリコンインプラントを入れると、特に胸の上の部分でインプラントの縁が浮き出てしまったり、両胸が不自然に近かったりして調整が難しくなります。
また、触った感じも、痩せている方はそもそも脂肪が少ないので、無理に大きいものを入れるとインプラントが分かりやすくなったりします。
『それでも、出来るだけ大きくしたいんです!』
そんな方には、脂肪豊胸とインプラント豊胸の合わせ技、「ハイブリッド豊胸」をおすすめします。
1.脂肪注入豊胸
メリット:柔らかい、自分が太れば脂肪も大きくなる、自然
デメリット:形を作るのは難しい、全ての脂肪は生着しない
2.インプラント豊胸
メリット:形を作れる、確実なサイズアップ
デメリット:大きすぎると境界線が目立ってしまう、自然な柔らかさを得にくい
この二つの手術方法のメリットを上手く利用して、それぞれのデメリットを補ってあげるのがハイブリッド豊胸です。
つまり、インプラントで出来るだけ胸を大きくしておき、不自然になりやすいインプラントの辺縁には脂肪注入で豊胸します。
ちなみにこの方は、脇ではなく胸の下から入れる術式を希望されました。通常痩せている方は、大きなインプラントを入れた場合に、新たに出来る胸の下縁(乳房下溝)も下がってきます。その新たな下縁がどこに出来るかは予想がしにくいので、痩せている方に乳房下溝アプローチで豊胸を行うには経験を要します。この術式のメリットとしては、脇にいっさい傷がつかないので、水着や脇が見える服も安心して着ることができます。
傷の治りに関しては、術後3ヶ月にかけてコラーゲン増生が進むために一旦は傷が固くなってきますが、その後半年から1年ほど経過すると成熟瘢痕といって白くて柔らかい目立たない傷になります。
乳癌で摘出されたお胸を新たに作る手術を乳房再建といいますが、私は再建外科医として乳房の手術に長年携わってきました。再建手術はインプラントを使う手術や、太ももやお腹の組織を移植して顕微鏡で小さな血管を繋ぐ複雑で難しい手術と多岐にわたります。そこで得た経験を活かしながら、美しく自然な豊胸を心がけています。
形成外科専門医のみが取得できるJSAPSの美容外科専門医として、初回手術から修正手術まで幅広く行なっておりますので、何かありましたらいつでもご相談にいらしてください。
リスク・副作用
腫れ、内出血、感染、左右差、インプラント移動、拘縮、BIA-ALCL、石灰化、しこり、イメージとの相違、違和感、傷あと、肥厚性瘢痕、ケロイド等
![councelling](https://drakiyo.com/wp-content/uploads/2023/05/shoumen-400.jpg)
日本形成外科学会専門医
日本美容外科学会専門医 (JSAPS)
日本頭蓋顎顔面外科専門医
形成外科領域指導医
元大学病院助教、元CZEN GINZA CLINIC院長。現在はVeriteクリニック銀座院・名古屋院にて勤務。過去には札幌医科大学附属病院、がん研有明病院形成外科などの大病院において形成外科・再建外科医として勤務。先天異常、乳房再建、美容外科から再生医療にいたるまで幅広い臨床経験を持つ。専門は顔面・乳房の美容外科、形成外科。